📍1.測定
1-1 測定
アームを閉じたプローブを孔底まで降下し、孔底付近でアームを開放しながら上昇して孔径を測定します。
- 測定装置の接続・組立
- プローブの較正試験
- プローブの孔内挿入
- 測定基準深度の設定
- プローブ降下
- 受感部(アーム等)の開放
- プローブを上昇させながら測定
- 測定基準深度の確認
- プローブの較正試験
- モニター記録の出力
- 測定装置の片付け
1-2 測定上の注意
- 自重落下開放方式は静かに降下させ、振動でアームが開放しないよう注意。
- 孔底はある程度硬さが必要。スライムや沈殿泥水は事前に排除。
- キャリパー検層は孔壁を乱す恐れがあるため、他の検層後に実施。
- 引き上げ速度は記録器応答に依存するが5~10m/分が適当。等速度を保つ。
- 測定後は受感部、スプリング等を洗浄・点検後、給油・乾燥して保管。
⚠️2.トラブルと対策
室内で点検・較正済みでも現場環境により装置が正常作動しない場合があります。運搬時の衝撃・振動、気温・湿度変化に留意し、結露時は時間を置いてから電源を入れます。
🚨3. 主なトラブル例
- 掘削孔径より測定値が著しく小さい(アームが開放しない)
- 異物やスプリング不良、スライムによる受感部目詰まり
- 自重落下方式で孔底が柔らかい
- モーター断線・故障
- 指示値がふらつく:検出部や電気変換部の動き不良、絶縁不良でノイズ混入
- 周期的孔径変化:ウインチスリップリング接触不良、ケーシング接続部測定
- 異常高周波信号:外部電場ノイズ
- 信号ゼロ:ケーブル断線、接続不良、記録器電源異常
- 指示値が変化しない:受感部目詰まりや測定範囲超過
- 孔内水位以下で異常信号:プローブ・ケーブル絶縁不良